

大船渡市こども福祉家庭センター様(DACCO)の大船渡子育て応援ミニフラッグ製作における、ロゴデザイン作成をいたしました。

制作について
DACCO様の企画内容・趣旨・伝えたいイメージなどをヒアリングして制作しました。
プロジェクト期間:約4週間
大船渡市をより子育てしやすい環境へ
大船渡市こども家庭センター「DACCO(だっこ)」は、これまで市役所や保健センターで行ってきた子ども・子育ての手続きや相談窓口を一本化するとともに新たな子ども子育て支援の拠点施設です。
大船渡市盛町のサンリアショッピングセンター内にあり、天候を気にせず子どもが遊べる交流広場も併設していることも大きな特徴の一つです。
今回のおおふなと子育て応援ミニフラッグの製作・配布では、社会全体で子育て応援の機運をより高める目的で、大船渡市内の店舗、企業団体等に配布、周知するためのロゴデザインの依頼をいただきました。
『子育てしやすい環境として、より多くの人に子育て家庭への配慮・支援、そして日常生活から地域での見守りが欠かせない』
特にDACCO様の「みんなで子育て応援のまちへ」していくために大事にされていることをロゴデザインに込めて、より多くの人の目に留まりやすいものにするため試作を重ねました。
地域ぐるみで子育てを見守り応援するフラッグ

ロゴには大船渡市章(紋章)をオマージュ(敬意)して制作しました。
市章には、大船渡の大の字とともに、美しい山々と豊かな海に囲まれたまちであることがデザイン化されています。
大船渡市の子育ても、豊かなまちで多くの立場や世代の方たちに囲まれて、お子さんが伸び伸びと育ってほしい。
地域ぐるみで保護者とともにお子さんを包み込む意味合いを重ねてデザインしました。
DACCO様のイメージカラーであるオレンジで、目立つよう配色しながらも「優しく見守るイメージ」を表情部分のカラーを優しい色合いにする2色展開でも表現しました。

文字部分のデザインには、子育て支援や応援が色々なところで広まり「伝播」していくよう、未来や希望を象徴する「虹」を想像させる配色と形を取り入れました。

また、応援の象徴である「メガホン」の形をサポーター部分にあしらえたものも作成いたしました。
応援を想起させる「メガホン」には声を掛け合うという意味とともに、メガホンを「リボン結び」の形のようにかたどることでも、子育て家庭や支援者、地域との絆も表現しています。

DACCO様と打ち合わせを重ね、ミニフラッグを掲げる空間なども想定し、より目立ち認知されやすいようにデザインいたしました。
ミニフラッグを通じて、子育て世代がより企業や店舗などで、利用しやすいサービスを活用していただけたり、仕事と子育てをより両立しやすい地域社会になるきっかけになることを願っています。